阿部酒店コラム

2019年2月 3日 21:42

白鳥や鴨が飛ぶ大崎平野の水田地帯 寒梅酒造さんへ

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節分の本日はこちらの蔵へも・・・Ⅱ
白鳥や鴨が飛ぶ大崎平野の水田地帯 寒梅酒造さんへ
健弥君 こんにちは~!!

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今期の造りに向け 出荷場と事務所を敷地内に移転
今までのその場所には ゲストルーム?が出来ておりました
大崎市も観光事業をこれから重視していくようで その対策?みたいです

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健弥マスター?がコヒーを入れてくださいました・・・
まずは今期の造りと市場動向のお話など・・・雰囲気がいいので長話

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テレビ番組のボクらの時代を見てるみたい・・・と、Iちゃん
喫茶店か?  そうだ宮寒梅を通した僕らの時代だ
楽しい意見交換だ・・・・

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前の談話室?は 畳式の座敷になってた・・・ここで何するの?
真奈に聞いてください

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前の蔵人泊り部屋の二階がこうなった・・・
大広間  ここで何するの?
真奈に聞いてください

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外から見える二階の小窓からの風景もいいな・・・
造りを極めても その先の販売も含めたこれからの動向や経営戦略
それには社員さん蔵人さんも大切な要素 もちろん蔵を訪れの皆々様にも
そのの人的な要素は真奈さんが担当しているみたいだ 
この前ちょっくら話をしてそれを気づいた・・・
このためにも勉強会に積極的に参加してた

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では、蔵の中へ・・・
その前にこちらへどうぞ  新たに建てた出荷場です

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いいお酒が出来ても 出荷の時点でそのラベルや梱包にしくじりがあった
ら折角のお酒が台無しになる つまりイメージダウン
出荷場ではじかれてたお酒の瓶を見て・・・エッ! 
こんなチョットのキャプのへこみでもダメなんですか? と、Iちゃん
やり直しだそうです  

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では、蔵の中へ・・・
もうこっちの洗米機はたまに使って こちらが主力だそうだ
一昨年より昨年 昨年より今期か・・・

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直ぐ麹室へ・・・
麹造りの考え方は蔵それぞれ 宮寒梅の場合はその米の持つ水分量を計る
ことから全てが始まる  そのデータが蓄積されてきたのでその方法が活
用され 今期は何も問題はないそうだ・・・

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毎年テーマを決めての試作があるのも健弥君ならでは・・・
今回は麹菌もそうだし契約栽培の山田錦も始めたようで
何で出すかは言いませんから  了解

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分析室には山和と同じ様に 午前中に西田君が洗米した米があった
ササニシキ33  あのお酒のだ・・・
こちらの山田錦は気にしなくていいそうで  そうか気になるな
先ほど話した米の持つ水分量とその給水のフローチャートを見せてくれた
後はだだ分析と対策だ

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酒母室もいい香・・・・この酒母は?
何で出すかは言いませんから  了解

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仕込み蔵へ・・・いい香り けど昨年からより穏やか
出品酒製造中  俺は下からでいい・・・ 
下から入念に健弥君にご質問です  
上だと酸欠になってタンクに落ちたら一巻の終わりだ 

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蔵から出ようとしたら あれ?放冷機替えたのか  替えたそうで・・・
日高見さんのが業者を通してここに来たそうで
中々いいのを使ってたんで・・・と、健弥君
それで先ほどは日高見さんの今期の戦略を俺に聞いたんだ

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蔵それぞれ 一丸となって宮城の酒を盛り立てる・・・
芯が出来上がっての新しい道は試行錯誤 やってみて次につなげる毎年の
第一歩  これからの宮城の蔵の路線が見え隠れ 、
まだまだ面白く 目が離せなくなる物語が始まりかけてます
その為にも今期のお酒はしっかり記憶に残さねば・・・
ボクらの時代の話は終わらない ア~もう帰んなきゃ
ありがとうございます

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で、今日は節分なので・・・
福は内福は内 鬼は外鬼は外  神様にはこちらのお酒で山和のピン山と
宮寒梅おりがらみ生もしっかりと頂きました
ありがとうございます


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